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今回は平屋と二階建てのそれぞれの特徴についてのお話です。

平屋人気と言いますが街を見渡した時にほとんどの戸建て住宅が2階建て以上ではないですか?実は平成30年政府の調査で持ち家のうち平屋の比率はわずか13%というデータが公開されています→平成30年住宅・土地統計調査

建築率わずか13%といった平屋ですが、想家工房にご来場いただくご家族の4組に1組は平屋を第一希望とされています。そんな平屋と、建築棟数が多い二階建てのそれぞれの特徴について解説していきます。

まず平屋の定義ですが階層が1階のみの1階建ての住宅を指します。ロフトなどがついていても構造的に分かれている階層ではないので、こちらも平屋となります。

 

ではなぜ今平屋が人気なのか?そしてなぜ人気なのに着工頭数が多くないのか、二階建ての比較して解説していきます。まず今平屋が人気の理由ですが3つの内容に焦点を当てて話していきます。

1つ目、老後を見据えた建築を考えている方が多いということです。今の平均寿命が気になったのでちょっと調べてみました。厚生労働省が発表しました2020年の平均寿命は女性が87歳、男性が81歳でした。

30台で新築をすると今までの人生の2倍弱の50年をその家で過ごすことになります。そして老後の生活というと65歳から考えますと平均20年ほどでしょうか。決して短いとは言えないですよね。自分が高齢者になった時、体が不自由になった時、家族に迷惑かけないよう生活しやすいよう。この理由を仰られる方が一番多い印象です。人気の理由2つ目、生活動線の簡略化です。お掃除を例にあげますと、玄関・LDK・水回りの1階・これらが全て階段を使わない1階で済ますことが出来れば確かに楽です。そして長い目で見たときには外壁や屋根のメンテナンスも楽になります。これが人気の理由2つ目です。

そして3つ目、将来の子供部屋の活用方法です。お子様がいらっしゃる又は将来的に考えられている方も多いと思います。そのお子様が高校や大学の卒業と同時をお家を出られること珍しくありません。お子様の規制時のお部屋にしておくケースもあるかと思いますが、基本的には空き部屋になるケースが多いと聞きます。そこでその部屋が日頃過ごすであろうLDKと同じ階層なのか、その点を考えられて平屋にされるケースも多くあります。好きに使える部屋が老後に増えたら、その時の趣味なんかも捗りますよね。

話だけ聞くとますます平屋が欲しくなったんじゃないでしょうか?ですが冒頭でお話した通り平屋の普及率はわずか13%です。なぜなのか理由を解説していきます。

理由はやはり土地問題が一番です。何が問題かというと建てられる土地がそもそも販売していない、販売しているが高すぎるということです。例であげますとお土地の価格が1坪20万円の地域に施工面積30坪の家を建てるとします。形状や法令によって実際は異なりますが二階建てを建築できる最低面積を30坪とし、平屋はその倍60坪とします。すると土地代だけで600万円もの差が生まれます。この差はかなり大きいですよね。

高いだけならまだしも地域によってはそもそも平屋が建てられる広い敷地状態では販売せず、2つに割って不動産が売るケースもたくさんあります。販売の立場になると坪単価が高い地域では広すぎるお土地というのは買い手が付きにくいのでよくあるケースです。そしてもう1つネックになっているのが工事代金の差です。平屋の方が高いというイメージがついている方多いと思います。建築会社が大変だから高くしているわけではありません。

単純にかかる建築コストが高いので2階建てよりも高い坪単価となっているんです。では30坪の2階建てと30坪の平屋を建築した場合、どういった点で平屋のコストがあがってしまうのかお話していきましょう。

まず一番分かりやすいのが屋根と、お家を支えているコンクリート部分である基礎の面積の増加です。二階建てでは30坪の半分15坪分の屋根と基礎で建築ができますが、平屋ではそのままの30坪分が必要です。

もちろん人件費などもありますので単純に倍の金額になるという話ではありませんが、かなり高額になることは間違いありません。次に断熱材の必要量の増加です。なぜ面積が同じなのに断熱材が増えるのか、断熱材はその名の通り外の温度を室内に通らない役割を果たしてくれます。そしてこの外の熱の影響を受けやすい部分が窓と、屋根です。窓は断熱材が入りませんので屋根に注目していく、屋根は太陽が当たる時間が非常に長く太陽に近いです。その分熱がよく伝わり熱くなりやすいです。なので2階建ての2階というのは1階よりも熱くなりやすいんですね。ですので今の建築では多くの熱が入る屋根部分に多くの断熱材を使用します。

こういった理由によって平屋の建築コストは2階建てよりも高くなってしまいます。

 

では平屋をお勧めできる方の条件についてのまとめていきます。

①「平屋建築可能な土地を用意出来る方」

これは当たり前ですが非常に重要です。平屋を建てたい建てたいと思う前に、まずは土地の状況を調べてみましょう。リクルートさんやアットホームさんで土地がたくさん出てきます。そして金額や広さだけでお土地は決めれません。そう近隣状況も重要です。平屋は2階建てよりも基本的に屋根が低いですから近隣にたくさん2階建て以上の建物が建っているとどうしても陽が入りにくくなってしまいます。ここまで聞かれて思ったかもしれません。「ああ平屋は無理かも」と、そう思う前にまずはプロに相談してみて下さい。

 

そして人気の理由と費用の面のデメリットのお話をメインにしてきましたが、1つ注意点をお話します。平屋は2階建てよりも家族との距離が近くなりがちです。え?メリットじゃないの?そうメリットなんですけども、どうしても趣味や仕事で集中したい時ないですか?そんな時は平屋よりも2階建ての方が家族との距離をとりやすいです。

②「家族との距離が近くても大丈夫な方」

これが平屋をおすすめできる方の2つ目の条件となります。

 

③「階段を使えない理由がある方」

そして条件3つ目、これは条件というよりもそのご家族の状況ですね。階段を昇り降りすることが困難だったりするご家族がいらっしゃたらまずは平屋を検討されると思います。そういった譲れない理由がある方は是が非でも平屋をお求めかと思います。

 

しかしこれらの条件を現実的にクリアするのは困難かもしれません。そこで解決策のご提案です。平屋が欲しかった理由の原点に立ち返り、平屋の生活をしたい、しないといけない、理由を達成できるスペースを2階建ての1階部分に設計し、残りの部分を2階に回す方法もあります。老後足が不自由な想像した場合は、全ての部屋を利用していくなんてことは考えにくいですよね。そうしたならば必ず利用する主寝室とLDKのみは1階、残りは2階でも老後の生活はそこまで不自由ないはずです。もう一度お話しますが間取りを考える時はどの間取りが欲しいのか?ではなく、ナゼその間取りが欲しいかを考えることが重要です。逆に考えるとナゼその間取りが欲しいのかここさえ達成できればあなたのマイホームへの夢は叶っています。マイホームは希望の生活を叶える為に建築をしていきます。壁にぶつかった時今一度自分の希望を思い返してみましょう。案外簡単に壁を超えられるかもしれません。