気密性能の良い家の見分け方
新築住宅を建てる時、
重要視されている言葉の1つに「気密性能」という言葉があります。
それはなぜかというと・・
それは、皆さんが体験する、夏のむし暑さや、冬のきびしい寒さを
不快に感じているからです。
どうですか?
思い当りませんか?
では、なぜ気密性能が必要なのでしょうか?
まずは気密性能が、どのようなものなのか、説明します。
「気密性能」は「C値」という数値で隙間の面積が比較できるようになっており、
床面積 1m×1m(1㎡)当たり何㎝×何㎝の隙間が有るかを表現した数値です。
例えば
「C値5.0」の住宅は、1㎡当たり1㎝×5㎝ の隙間が空いています。
例えば30坪(約100㎡)の建物では
100(㎡)×5(C㎡)= 500C㎡
約1センチ×5メートルの隙間が空いていることに!
なんとハガキ約3.5枚分の隙間が家に常時空いている状態・・
この隙間を小さいと感じますか?大きいと感じますか?

では、扉がほんの少し空いた冷凍庫をイメージしてみてください・・
そこにアイスが入っていたら一体どうなるでしょうか?

溶けてしまいますよね。
実際に経験した方もいらっしゃると思います。
気密性がしっかり取れていないと、これと同じ現象が実際に住んでいく家に起きるのです!
だから気密性が大事なんです!
500C㎡も隙間が空いていると、エアコンが効かないのも納得ですよね。
しかしながら国の基準では、このC値5.0以下の住宅をなんと、
「高気密住宅」と呼んで良いということになっています。
その為、高気密住宅と呼ばれる建物でも性能にかなりの差があるので、
気密性の良い家を探す時は、必ずC値を見比べる必要があるのです。
「気密性能にこだわっています!」という住宅会社さんは非常に多いですが、
C値5.0とC値1.0では、なんと5倍の性能差が出ます。
建築に携わっている方ならば、少しでも性能の良い家をつくり、
快適に過ごしてもらいと思うはずです。もちろん私たちもその1人です。
そして、ここからが重要です。


A.実際に担当の方に聞いてみるのが一番です!
その担当者の返答は・・
「~~~という気密性の良い素材を使っていて・・」
「弊社の施工方法が非常に気密性能の向上に適していて・・」
このような返答が来たら、建築のプロの説明としては×です。
どのような高性能材を使用していたとしても、実際に結果(C値)
として現れなければ気密性が良いという証明にはなりません。
「弊社のC値の標準は~です」
この説明だけでは私たちは△だと思っています。
たしかに今までの住宅の性能(実績)は非常に重要です。
ですが、本当に大事なことは本来1つだけではありませんか?

「自分たちの家」の場合はどうなのか?
これに尽きると思います。
本当に気密性能の良い家に住みたいと思われるのであれば、
自分の建てたい家の「C値」で見比べるべきなのです。
想家工房の気密性能
たしかに1棟1棟周辺の状況も違いますし、注文住宅ならば素材も変わるでしょう。
なら、どうすればマイホームを建てる時に、心から安心していただけるのか。
私たちはその唯一の解決策として、全棟「気密測定(C値測定)」を行い、
C値をお施主様にご報告しております。
※建築途中で計測を行いご報告⇒お引き渡し時には正式書面をお渡ししております。


そしてこちらが実際に測定している様子と測定結果です。
完成後こちらと同じものを実際にお渡し致します。
計測時には、施工漏れ等の隙間が無いか細かくチェックし、
その時しか出来ない家の内部の性能を保つための施工を行っています。
(断熱、気密工事を終えた後、サーモグラフィク画像等を使用して確認)


弊社玄関ホールとそのサーモ画像
いくつもの検査を重ね、現在想家工房の標準仕様ではC値1.0以下を保証し、
2016年度の実測平均値はC値0.6でした。
断熱工法は冷蔵庫にも使われている「発泡ウレタン」で、家を丸ごとすっぽり包み込む、
「魔法びん断熱工法」を採用しています。
たんに包むだけでなく性能を確保するために弊社独自の施工管理技術により、
業界トップレベルの気密性能を実現しました。
そのため、隙間風の影響が少なく家全体の温度差・エアコン電気代等の
ランニングコストも抑えられます。
私たちは家づくりの双璧である、
「性能&コスト」において心から安心していただく家づくりを志しています。
より詳しいお話にご興味のある方は、お気軽にご相談下さい。
安心・ご納得いただけるまで、分かりやすくご説明致します。
~想いを込めた家づくり~
福岡の新築一戸建てなら、「快適ハウス」想家工房(株)
【ZEH住宅】【認定低炭素住宅】【長期優良住宅】
【コンパクトハウス】【パッシブデザイン】施工実績有