どの住宅メーカーも、建物本体価格いくら、坪何十万って言います。
では、この建物本体価格だけで、生活ができるような家になるのか? と言うと、決してそうではありません。
車も車両本体価格だけでは道路を 走れません。税金や付属品、 またガソリンを入れないと走れ ませんよね。建物も一緒です。
建物本体価格以外にかかる費用があります。
ハウスメーカーと言われるところで、建物本体価格が全体の75%ぐらい。ですから、余分に25%みておかないと実際には生活できません。
そして、地元の工務店が大体85%。だから、余分にかかる費用は15%でいいわけです。
それから、坪25万円とか言ってるところは本体価格の割合が非常に低いです。約65%ですから、35%余分に みておかないといけません。
実際、坪25万円でも、最終的には 坪40万円になっています。
それは、本体価格の中には最低限のものしか含まれてないからです。だから、それぞれを同じ土俵で比べられないんです。単純に坪単価だけで判断すると、総額で高くなる場合が多いです。
もし、金額で比べるのであれば、「住める状態にしていくらですか?」と聞いてください。
ざっくり、ローコスト65、ハウスメーカー75、工務店85と覚えてください。
それから、建物本体以外にかかると言えば、税金ですね。
これには、ローンの手続きも含めて約100万円ぐらい必要です。多くの人は、坪単価に坪数をかけて、建築費を計算します。 それで、実際より安く見積もります。しかし、約4~500万円は余分にかかります。
だから、本体価格以外の費用を見てないと 資金が足りなくなってくるわけですね。 みなさん、今日は、建物本体以外にかかる 費用の話でした。さて、今回で、資金計画の話は終わりです。